第 24 回目 まだ大学で学ぶのに通学してるの? 刑法各論攻略編
今回は刑法各論にていて書いていきます。
刑法各論はレポートが難しいです!
私の経験を踏まえ、効率よく勉強する方法をお伝えします!

1、内容
・主な学習内容:各犯罪の要件について
勉強します。
・単位数:4単位
・規定レポート数:4通
・スクーリングあり
夏期、短期スクーリングあり
スクーリング受講によるレポートの免除数:2通
(1)刑法各論を勉強する上で重要なこと
・書き込し、何度も読む教科書か参考文献を決める!
(これは、全ての法律科目に言えることです!)
・書き込し、何度も読む教科書か参考文献のオススメ
・呉明植『刑法各論』(弘文堂)
教科書に指定されている斎藤先生の『刑法各論』(有斐閣)よりもわかりやすく、 それでいて、大学で勉強するには充分な内容の書籍です。
また、刑法独特の論証仕方を論証カードとしてまとめてあるので、試験対策、レポートの指針等に非常に役立ちます!
(2)レポート学習
(レポート学習は非常に難しく、私は各レポート3度落ちました…原因は書き方、レポートの構成の仕方をわかっていなかったからでした!)
・字数は2000程度が必要です。
・課題の論点を全て網羅する!
レポート課題に隠れている論点を全て、落とさず書く必要があります!
下記書籍を参照をもとに、論点を落とさず、まとめてください。
・刑法のレポートをまとめる際には、学説が重要になります!
学説をまとめる際には、まず、レポート該当箇所の学説を網羅するため、数冊の書籍使ってまとめましょう!
・刑法独特の解答の仕方をおさえる!
①課題の論点をおさえる!
②論点となる学説をまとめ、どの立場で論じるかを決める!
③論じる立場を前提に、課題の事実を当てはめ、条文の要件を満たすか検討する
④結論(その犯罪が成立するか否か)
・各論点とその書き方に役立つ書籍
・伊藤塾『刑法【伊藤塾試験対策問題集:論文②】』(弘文堂)
レポート課題と類似した問題を見つけ、どのような構成で、論文を書くのかを確認する。
あくまでも、構成と書き方を参考にするだけで、学説の比較は不十分です。以下の書籍等でしっかり調べて、まとめてください。
・確実に押さえておきたい書籍
・刑法判例百選Ⅱ
・斎藤信治『刑法各論』(有斐閣)
この他に2、3冊書籍を読んでまとめれば、十分な内容になります!
(3)科目試験
・科目試験は法律科目定番のスクーリングをおすすめします!
(法律科目は基本的に全てスクーリングがオススメです!)
通常の科目試験の範囲は指定はされますが、広いです。
出題は1題で論述形式です。(ヤマを張るのが難しい科目です)
対して
スクーリング(曲田先生のスクーリング)は試験範囲は講義で扱った内容です。
出題は論述形式ですが、参照物に手書きのノートが持ち込めます!
刑法総論の際にも書きましたが、曲田先生の講義は非常にわかりやすく、面白いのです!
(4)まとめ
・刑法各論はレポートが難しいです!
刑法の独特の書き方があり、論点を落とさず、論じることがポイントです。
・試験はスクーリングで受ける!
講義がわかりやすく、試験に手書きのノートを持ち込めるので、非常に単位も取りやすく、刑法の知識も身につきます!
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