これからプログラミングスクールを考えている人へ

これからプログラミングスクールを考えている人へ

新年を迎え、新たな知識、勉強をしようと考えている方の中には、プログラミングを勉強しようと思う人もいるのではないでしょうか。

今回は、私が転職に向けて、昨年プログラミングスクールに通った内容がどんなものだったのかについて書いてみます。

私は、プログラミング勉強歴は現在4ヶ月程度で、やった内容はRailsがメインで、Progate、ドットインストール、Railsチュートリアル、プログラミングの書籍30冊程度を勉強した経験を踏まえて、解説していきます。

あくまでも、私のいったスクールの経験の話であり、他のスクールがどうかまではわかりませんが、話を聞く限り、私と同じようなことを思っているようなので、参考にして頂ければと思います。


1、スクールはどんなことやるの?


スクールが実際にどんなことを勉強するのか、どの程度やるのかについて書いていきます。

私が行ったコースは3ヶ月のプログラミングの学習コースで、1ヶ月目が基礎学習、2ヶ月目がチーム開発、3ヶ月目がポートフォリオ作成となっていました。

実際に内容が身に付いているかどうかは別として学んだ内容を簡単に要約します。(あくまでも、私が、スクールで使ったと思う知識です。)

 ①基礎学習の内容(勉強する言語)

  • HTML&CSS
  • Ruby
  • Rails
  • JavaScript
  • jQuery
  • AWS
  • SQL
  • Git

となっています。具体的に見ていきましょう。

HTML&CSSはProgateの初級、中級、上級を簡単にまとめた程度の内容でした。

Rubyに関しては、本当に簡単にしかやらないです(Progateよりもやる分量は少ないです)。

Railsが主要の学習内容であり、Progateよりはやる内容は多いが、500ページ程度の書籍5、6冊を比較した内容に比べると足りない感じです。(使った知識としては、開発環境の構築、MVC構造、CRUDの機能、画面の作成、バリデーション、アソシエーション、gemを使うぐらいです。)ただし、メンターにもよりますが、聞くとこれ以外にも詳しく教えてくれる人もいます。

JavaScriptに関しては、簡単に基本文法をやり、終わりです。Progateよりやる分量は少ないです。

jQueryは簡単にバーガーメニューやトップに戻るを作るぐらいです。(Progateの方が全レッスンをやることを考えると、分量は多いです。)

AWSはRailsアプリケーションをデプロイするための部分だけ勉強する感じです。

SQLも簡単にしかやりません。(Progateの方が分量が多く、勉強になります。)

GitはProgateより詳しく勉強しますが、書籍よりは内容が薄いです。

基礎学習の内容をまとめると、書店に置いてあるRailsの書籍書いてあるものを簡単した内容だと思いました。

初学者の方はわからなくて当然なのですが、Railsの書籍に書いてある簡単なRuby、JavaScript、jQueryの内容程度の分量です。

HTML&CSS、Gitに関しては、Railsの書籍では説明していませんが、HTML&CSSに関しては、Progateがわかりやすく、分量も十分だと思いました。Gitに関しては、Progateより分量は多いですが、書籍ほどの分量はない感じです。とりあえずできればいいと思う人には役立つ内容です。

AWSはネット上にあげるための部分、SQLは簡単に説明するで終わりです。

②2ヶ月目(チーム開発)

学ぶ事としては、チーム開発でのGitの使い方、モックアップ(画面設計)、DB設計、テーブル設計、ER図の作成です。Railsでは検索機能を作る要件があったので独自のめっソドの設定する知識が学べます。ただし、やり方を簡単に説明のと、簡単なレビューのみなので、自分たちがチーム開発のセオリー通りやれているのかよくわからないまま進んでいきます。メンターに聞いても、答えれる人は少ない感じでした。

あと、160時間の謎の拘束時間があります。

③3ヶ月目(ポートフォリオ作成)

2ヶ月目までの知識をもとに、ポートフォリオを作る感じです。基本的に新しい知識はスクールのカリキュラムでは得ません。

④この章のまとめ

Railsがメインでそれに関係する他の言語を簡単に勉強すると考えていれば、間違いがないと思います。

注意としては、卒業しただけでは実務で使える知識、経験量ではないので、自分で勉強する必要があります。スクールを卒業しましたと言うと、バカにする企業もある位、量としては少ないと言う事です。人のことをバカにする企業には行きたくないですが…

私が転職活動をしている際に一定の評価を頂けている量としては以下の記事を参照をお願いします。(現在はこの時から1ヶ月経ってるので、1.5倍位に分量は増えてます。)

ポートフォリオ完成!


2、どんな人がスクールに行くといいか


正直、自分で書籍を買って勉強できる人はスクールに行く必要ないでしょう。スクールに行ってもプログラミングの勉強の仕方、実務でどんなことを注意したらいいか教えてくれるわけではないので…

知識という点に関しては、スクールは必要ないです。書籍、Progate、ドットインストールで十分だと思います。

メンターに関しても、できる人からできない人までいるので、スクールに行けば、必ずしも効率よく勉強出来るとも限りません。(基礎内容の部分に関しては、効率よく勉強ができますが、それ以降はひどい時は3〜5時間かかる事もざらにあるので効率がいいかは今思うと疑問です。)

では、どんな人が通えばいいのかといえば、高いお金を払わないと、本気で勉強できない人でわないかなと思います。あと、本が読めないという人ぐらい(本読めないと、どの業界でもやっていけない気もしますが…)


3、効率とコスパのいい勉強方法(Railsに限る)


Progate、ドットインストール、書籍、Railsチュートリアルで勉強し、わからない時に、聞ける人メンターみたいな人をお金を払ってでも作る。

あとは、ひたすら独学で勉強するのが一番効率がいいです。

私がスクールに高いお金を払ったのも、メンターがいるからだったのですが、少し(2、3ヶ月)勉強しただけの全然わかっていない学生メンターもいて正直、がっかりした部分もあります。幸い、出来るメンターもいてのでなんとかなりましたが…


4、まとめ


最後に、そもそもRails、Rubyは就職先に未経験を採用するところが少ないので、Java、PHPに比べて、相当勉強する必要があります。狭き門であることを知っていてください。

それと、スクールのカリキュラムは出来て当然の最低限の分量しかないという事も知っておいてください。自分で勉強しないと知識は全然たりません。

私はわからないことは、毎日、本屋によって調べていましたが、それでも全く分量が足りないことを痛感しています。

スクールに行くかどうかは、よく考えて、決めるといいです!

Progate、ドットインストールが出来ないなら、この業界には来ない方がいいかもしれません。専門職はそんなに甘くありません。

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ABOUTこの記事をかいた人

30歳のWebエンジニア/中央法→大手証券会社→プログラミングスクール→Webエンジニア(4年目)/現在は神奈川に住みながらプログラミングをメインにTwitterやブログで発信してます!