プログラミングスクールの収入と支出から考えるやばいスクール
今回はプログラミングスクールって、いっぱいあるけど、どうしたら良いんだろうと思う方が多くいられるのではないかと思い、お金の流れから、良いスクールか、悪いスクールかを考えてみたいと思います。
あくまでも、私の仮説ですので、参考程度に読んでください!
1、ビジネスモデルって
ビジネスモデルとは、「顧客は企業から提供される製品やサービスと引き換えに代金を支払い、企業は利潤を得るという一連の構造」(https://ja.wikipedia.org/wiki/ビジネスモデル参照)。
これをもう少し噛み砕いて、スクールがどのよなところから、収入を得ているのか、そして、何が費用となっているかという事で考えていきます。
2、プログラミングスクールの収入源
大きく考えられるものを挙げていきます。
①受講生からの受講料
②企業への人材紹介料
③スクール内のエンジニアによるブログ、アプリ、サイトをやっていて場合はその収益
④補助金、融資など
①、②に関しては両方若しくはどちらかは必ずあると思います。③、④に関しては、あるかどうかわからないです。
3、プログラミングスクールの支出
こちらも大まかにあげると以下の通り。
①人件費
(ⅰ)メンター、エンジニア
(ⅱ)営業の人(いないところもあり)
(ⅲ)転職アドバイザー(いないところもあり)
②設備費
(ⅰ)教室、オフィスのペナント代
(ⅱ)消耗品、事務用品などの雑費
③広告費(アフェリエイト)
4、受講生側から見る使って欲しい支出
結論は簡単で、メンター、エンジニアと設備費(教室代、アクセスしやすい場所という事)が主だと思います。
あと、良い就職先を紹介してくれるなら、転職アドバイザーも必要かな。
・コラム(キャリアアドバイザーって?)
ちなみに、よく見るキャリアアドバイザーは無資格で誰でも名乗れる名称です。本当にキャリア形成に必要な知識を持っているかは名称からは判断できません。国家資格としてあるのは、キャリアコンサルタントです。
5、受講生側から見る使って欲しくない支出
結論は営業の人件費、広告費です。
理由は簡単で、ここにどんなにお金をかけても、自分たちのプログラミングスキル、良いところへの転職につながらないからです。
では、なぜ、スクールは営業や広告費を使うのでしょうか?
これも答えは簡単です。営業や広告費を使ったほうが儲かるからです。
多くの未経験の人は何も知識が無いところら入ってきます。そのため情報の正誤がつきません。
このような状態の人間が陥りやすいのが最初に得た知識を正しいと思い込んでしまう事と、なんども見るものをいいものだと錯覚する事が挙げられます。
この習性を使って、スクール側は営業で知識を植え付けさせ、アフェリや広告を使って、何度も見せるわけです。
このようにする事で、人が集まり、受講生の負担が安くなればいいのですが、むしろ、料金はどんどん上っていっているようです。(私が受講を検討していた頃は40万円ぐらいだったのに、現在は50ぐらいになってました…もちろんスクール毎に料金は異なりますが…)
そして、負の連鎖はこれだけでは終わらないのです!
今まで募集していた人数よりも多い人数が集まるため、スクールのメンターが対応できなくなります。
では、メンターを増やせばと思う方もいると思いますが、この業界の大前提を思い出してください。
人で不足なのです!
都合よく、スクールのメンターだけが集まると思いますか?
当然集まりません。
結果、高いお金を払った割にみんなで質の悪いサービスを受講するハメになります。
6、これからスクールを考えている人の戦略
①この現状を逆手に取りましょう!
具体的には、ネットで検索してよく出てくるスクール、評判には注意する!特にサイトを開くと出てくる広告に出てくるところは、そこに広告費を使っているので、注意しましょう。
②これからは、どこに通うのかではなく、誰に習うのかで決める
これは、ツイッターや勉強会などに参加する事で、得られる情報なので、積極的に勉強会やツイッターを使って情報を集めましょう。技術が進歩しても、いい情報は口コミでした入ってこないというのは、いつの世も変わらないようです。
7、まとめ
ネットの広告、オススメスクールとアフェリ目的でよく見かけるスクールには行かない!
どこで勉強するかよりも誰のもとで勉強するのかが重要!
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