読んだ技術書の感想①
今回紹介するのはミック『達人に学ぶDB設計徹底指南書〜初心者で終わりたくないあなたへ』(翔泳社)2018年2月初版第9刷発行です。
まず一言、非常に良い内容の技術書でした!

目次
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概要
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この本のメリット、デメリット
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感想
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まとめ
1.概要
ページ数347ページ、通読するのに要した時間約6時間。データーベース設計の基礎を開設した内容でした。構成は9章構成で、各章の最後に演習問題がある構成です。
1章がシステムとデータベースについての説明。
2章が論理設計と物理設計についての説明。
3章が論理設計と正規化というテーブル内の整理の仕方についての説明。
4章がER図というテーブル同士の関係を表す図についての説明。
5章は正規化の欠点と非正規化という3章の内容でやったことのメリットとデメリットについての解説。
6章がデータベースのパフォーマンスを良くする為のにはどのような方法があるのかを解説。
7章は論理設計の際にやってはいけないことを具体例をもとに解説します。
8章が論理設計のグレーゾーンの方法についての解説。
9章が一歩進んだ論理設計についての解説です。
2.この本のメリット、デメリット
(1)メリット
①初学者が学ぶのに十分な内容で、1つ1つをわかり易く解説しているので非常に読み易い。
②データベース設計の演習問題がついているので、少しではあるが、データベースを考える力が付く!
③データベースを学ぶのに分量も丁度良く、図なども見易い!
(2)デメリット
特になし!
3.感想
データベース設計を始めてやることになり、何も分からず、困っていたときに光って見えた本でした。
初学者の私でも書いてかる内容が良くわかり、データベース設計の基礎がどんなものなのかがわかるようになりました。
特に、各章の演習のおかげで、自分がしっかり理解できているかどうかも確認できるので、非常によかったです。
データベースの設計に特化した書籍は少ないですが、その中でも、初学者にとってはすごくわかりやすい書籍だと思いました。
4.まとめ
データベース設計はシステムを構成する上で非常に重要なものですが、プログラミングを勉強していると意外と疎かになりがちです。私もそうでした…
テーブル設計、テーブルの正規化、ER図について学びたい方にはピッタリの書籍だと思います。
また、コードを書くわけでは無いので、目が疲れた時や、コードを見たくない時にやると良いです!
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