勉強した技術書の感想④
今回読んだ書籍は掌田津耶乃『Ruby on Rails5 超入門』(秀和システム)2017年5月1日第1版第2刷発行です。

目次
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概要
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この本のメリット、デメリット
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感想
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今回書いたコード
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まとめ
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今までに読んだ技術書
1、概要
ページ数542ページ、簡単な索引機能あり。コードもダウンロード出来ます。通読するの要した時間約50時間。
超入門とタイトルには有りますが、前回紹介したRailsの書籍とは異なり、本格的にRailsを勉強した人用の技術書となっています。
内容は7章で構成されています。1章がRailsの基本で、Railsの開発環境の整え方を説明しています。
2章がControllerとViewの章でです。具体的には、まず、Railsアプリ内の中身について説明し、次に、コントローラ、ルーティング、Viewの基本的な内容を説明です。最後に簡単なアプリを1つ作ります。
3章がModelとデータベースの章です。Railsのデータを扱う部分を重点的に説明する内容です。モデルの基本、C(Create)R(Read)U(Update)D(Delete)のデータ操作の基本について学びます。最後に、読書カードのアプリを作ります。
4章はデータベースについてさらに詳しく説明します。学ぶ内容は、検索、バリデーション、アソシエーションです。ここでも、最後に超ミニブログのアプリを作ります。
5章はScaffoldというCRUDを簡単に作成する機能について学びます。Scaffoldのメリット、デメリットについて説明し、Scaffoldの使い方を学びます。この章では、後半に、Q&Aサイトとアンケートサイトを作ります。
6章はMVCの基本以外にも覚えておきたい技術について学びます。具体的には、Ajaxの利用、ユーザー認証、ページネーションというものを学びます。この章の最後でも新・伝言板アプリを作ります。
7章はRailsではなく、Rubyについて勉強します。ここでは、基本的なRubyの内容となるクラス、メソッド、配列、戻り値などについて学びます。
2、この本のメリット、デメリット
(1)メリット
・内容が充実しており、本格的にRailsを勉強出来ます。
・各章でアプリを作るので、Railsの開発のパターンが身につきます!
・カラーページで見やすい。
(2)デメリット
・たまに誤字があります。
・コードをController、View、ルーティング毎にまとめて書いてあるので、1つ1つの動作を確認してから、進むのが難しい。
・コードがまとめて書いてあるためエラーが起こるとどこで書き間違えたのか探すのが大変。
デメリットの2つに関しては、将来的には必要な能力ではあるが、初学者が勉強する上では、勉強しづらいという意味で、デメリットに入れてます。
3、感想
技術書の説明の仕方は初学者を対象にした記述となっており、読みやすかったです。ただ、コードをまとめて、書いてあるため、エラーを探すのには苦労しました。初学者がRailsを本格的に勉強するにはオススメの1冊だと思います。
4、今回書いたコード
5、まとめ
Railsを本気で学ぼうと思っている人にはオススメできる技術書だと思います!
ただ、いきなりこの技術書で勉強しようとすると、かなり内容が詳しいので、読んでコードを書くのがストレスになるかもしれません。
なので、Progate、もしくは前回紹介した本などで、Railsの簡単な基礎を身につけてから、読んだ方が効率がいいと思います。
6、今までに読んだ技術書
https://sevasu.net/readingdb/
https://sevasu.net/reading-book/
https://sevasu.net/reading_book/
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