初学者が技術書で勉強する時にやってはいけないこと!
なんだかんだで、プログラミング学習も5ヶ月目が終わろうとしている私です。
今回は、私の経験上、技術書の勉強で失敗したなと思うことを書いていきます。
1、失敗したこと
- 技術書を最初から最後まで読もうとしていたこと
- サンプルコードをダウンロードせず、写経したこと
- 技術書の内容が間違っていることを疑わなかったこと
- 万能の一冊を探したこと
以上の4つになります!
以下でどう失敗だったのかを説明していきます。
2、技術書を最初から最後まで読もうとしていたこと
技術書はその分野の内容が一定の意図を元に体系的に書かれています。最初から進めていくことで、徐々に難易度が上がる書籍から、知識が網羅されているだけで、初学者には難しい内容が突然出てくるものまであります。
私が読んできた限りでは、①実際に作りながら学ぶ技術書、②辞書の様な知識を網羅した技術書、③実際の実務で使うと思われる技術をまとめた技術書と大きく分類しています。
①に関しての技術書であれば、最初からやっていって問題がないのですが、②、③の技術書であるにも関わらず、最初から最後までやろうとすると理解は出来ないし、挫折の原因になりがちです。
因みに、Railsの書籍でこの分類を紹介すると以下の通りになります。
①のタイプの書籍
・『たった1日で身につく!RubyonRails超入門』
・『RubyonRails5超入門』
・『基礎Ruby on Rails改訂4版』
②のタイプの書籍
・『Ruby on Rails アプリケーションプログラミング』
③のタイプの書籍
・『Ruby on Railsの上手な使い方』
①と③が合わさった書籍
・『パーフェクトRuby on Rails』
・『現場で使えるRuby on Rails5速習実践ガイド』
といった感じになります。あくまで私の主観ですが…
なので、Railsをやる場合は、②、③の書籍の通読はオススメしません。
3、サンプルコードをダウンロードせず、写経したこと
コードを写経すること自体は間違っていなかったのですが、写経したコードを間違えた際に、書籍と自分の書いたコードを見比べて間違えを探すのが非常に手間な時があります。
間違えを探してもなかなか見つからない時はサンプルコードを貼り付けて、見比べたり、それでも見つからない時はそのまま貼り付けるというのも手です。というのも、1冊に1箇所は大体コードの印刷ミスがあるので…
あと、最初の頃は特になのですが、簡単なスペルミスでそれを見つけるのに1時間とかかかってしまうこともあるので、15分ぐらい間違えを探して、それでも見つからない時は、サンプルコードをコピペするのもアリだと思います。私個人としては、その方が効率が良かったなと思います。
4、技術書の内容が間違っていることを疑わなかったこと
これは上記の内容とも似ているのですが、技術書には誤字や内容が間違っている場合があるので、開発環境を書籍通りに整え、書籍のコード通りに書いてもうまくいかない時は、サンプルコードと訂正がないかを書籍にある参考URLから調べてみるといいです。(個人的には、一番誤字、脱字、間違えが多い分野の書籍なのではないかと思っています。きっと細かくて、校閲の人も大変なんでしょう…)
5、万能の一冊を探したこと
この1冊だけをやっておけば大丈夫という書籍は無いということです。上記でも説明した通り書籍の種類は様々なものがあります。
また、その中でも、様々なレベルに分かれて書いてあります。初学者向けのものから中級者向け、上級者向け、他の言語を勉強した人向けと様々です。
なので、どれか1冊で全範囲を完璧に網羅した書籍は無いと思って勉強するのがいいと思います。自分の用途、目的に合わせて書籍を買うのがオススメです。
6、まとめ
自分の用途にあった書籍を決めたら、読み進めつつ、とりあえず写経する。
そして、一定の時間、エラーが探しても見つからない時は、サンプルコードコピペでやっていくのが最初はいいと思ったということでした。
最後に、同じ書籍を繰り返すのが大切です!
以前に書いたRailsの書籍まとめ記事を貼っておきます。個人的にやって良かったなと思う書籍などをまとめてあります。
コメントを残す