Git学習ステップアップ
1、はじめに
私が勉強を始めたばかりの頃、どんな段階のレベルがあり、どのくらいできれば、実務でやっていけるのかが、さっぱりわからなかったので、どんな順番でどの様にやるのが効率が良いのかについて今回はGit,Githubを主にまとめていこうと思います。ただ、Git,Githubはかなり範囲が狭いので、CI,CDなどについてもその後の学習ステップとしてまとめていきます。
2、Git: もう怖くないGit!チーム開発で必要なGitを完全マスター
https://www.udemy.com/course/unscared_git/
Git,Githubに関しては正直これだけ、やっておけば十分と言える内容になっています。
まず、この講座では、Gitの仕組みからしっかりと説明されます。次に、gitで使うコマンドを一つ一つ実際に使いながら、学んでいけるので、理解だけで終わらずに学べます。さらに、コンフリクトの解決の仕方、実際の現場で開発するGitの開発フローも学べるため、実際の仕事をする際と知識と仕事の誤差も少ない素晴らしい教材です。
ただし、あくまでもGitを使用した開発の基礎となる部分だけなので、Githubの細かい機能やGitに関するイレギュラーな対応の良い対応方法(各開発で対応方法が異なる部分もありますが。。。)などに関しては紹介されてはいないです。
私個人の感想になってしまいますが、この講座で学んだことを基礎にして考えていけば、イレギュラー対応にも対応できるので、仕事をする上では今の所(約2年ぐらい)、困ったことはないです(ちょうちょい間違った操作して、めんどくさいことになったりはしますが。。。笑)
3、Gitの書籍
正直、2で紹介したGitの講座が非常に良いので、この2冊のどちらもやらなくてもなんとかなるのですが、書籍でどうしても学びたい方とGitをコマンドではなく、ツールを使って学びたい方のための紹介になります。
上記の書籍は、書籍で2で紹介した講座の内容が若干薄まったGitとGithubの使い方を学べる書籍です。この書籍では、チーム開発についての解説も書かれている点では、初学者には参考になると思います。
こちらの書籍は、コマンドではなく、GitをGUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)で操作する方法を解説する書籍になります。確かにコマンドより直感的でわかり易い部分もあるのですが、結局、コマンドで学んでおけば、大体何をクリックすれば、どうなるかが分かるので、コマンドでGitを勉強するのが辛いという方にしかお勧めはできない書籍ではあります。
4、Githubの書籍
ここからはGithub、Gitlabを勉強する上で役立つ書籍を書いていきます。紹介はしますが、正直、知らなくても仕事をする上でそこまで困る事はないので、初学者は一旦スルーでもいい気がします。
上記の書籍はGithubフロー(Gitを使った開発の手法)の解説から、Github上で使える様々な機能、CIの導入(jenkinsだった気がするが。。。)などを簡単に解説しているのでGitの通常開発に慣れた方にはいいかもしれないです。
上記はGitlabの書籍になります。たまに開発現場によってはGithubではなく、Gitlabを使っている所もあるので、Gitlab独特の機能を学ぶのに役立ちます。(Githubと似ているのですが、微妙に違うところがあるので感じです。)
5、CIの書籍
CircleCIを導入するだけであれば、ネットに転がっている記事を見れば、割と簡単にGithubで使える様にする事はできますが、具体的にCircleCIが何をしているか、どう設定するのが良いのなどを知れるので、単にCIを導入するだけでなく、しっかり理解したい方にはおすすめできる書籍です。
この書籍はCIだけにとどまらず、DevOpsについてや、GitLabやDocker、Ansibleとの連携などについて、解説している書籍となるので、本格的なCI CDを設定する上では非常に役立つ書籍となるので、開発環境をしっかりと作るときに非常に勉強になる書籍だと思います。ただ、初学者にはわからないことが多く、辛い内容になるかもしれませんが。。。
6、まとめ
今回も色々と紹介しましたが、初めて、Git系(上記の内容)を勉強する方はまず、Git: もう怖くないGit!チーム開発で必要なGitを完全マスターの内容をに関して知らない事はなく、8割くらいの内容は使える状態にしておくところまでできれば、仕事においての基本的なGitのフローでは困らないので、十分なのではないかと個人的には思います。
3以降に関しては、実際に仕事をした際に困った時を何か便利な機能がないのかなど気になった際に読み進めていく程度でもいい気がします。ただし、CI/CDまでしっかり構築したいという場合であれば、5で紹介しているCI関係の書籍も読むといいのではないかと思います。
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